初回投稿日:2014/04/14
最終更新日:2018/03/14
自転車店にて自転車の点検整備を行う事で加入できる自転車保険「TSマーク保険」についてのご紹介です。
TSマーク保険とは |
TSマーク保険は、自転車店や自転車コーナーなど「自転車安全整備店」にて自転車の安全基準を満たしていることが確認された自転車に張付けられるTSマークに付帯している自転車保険です。自転車安全整備店での新車購入時、そして年に一度の点検整備を受ける事で加入・更新することができます。
新車購入時は500円、更新時は1,500円程度で安全点検&保険加入が出来るので、既に他の保険へ加入している場合にもおすすめです。
↓↓ロードバイクもOK!
■TSマークの対象となる自転車■
TSマークは道路交通法にもとづき、一般道路を走行することが出来る自転車が対象となります。
・ママチャリ&シティサイクル
・スポーツ自転車(クロスバイク・MTB・ロードバイクなど)
・ミニベロ(小径車)など
シティバイクからスポーツ自転車までのほとんどが対象となります。
↓↓対象外もある
■TSマーク対象外の自転車■
TSマークは、道交法で一般道の走行がOKとなる自転車が対象となる為、ブレーキが付いてない(又は前後どちらかの)「ピストバイク」や、極端にハンドル幅の広いビーチクルーザーなどは対象となりません。また、一輪車や小児用三輪車なども自転車とみなされない為、対象外です。
TSマークの料金と点検整備項目 |
新車購入時
赤色TSマーク貼付料:概ね500円(+税) ※店舗によって異なります
使用中の自転車(新規&更新)
新車以外のものは点検・整備が必要です。TSマーク点検整備料として1,500?2,000円程度(店舗によって異なる)が必要です。主に下記のポイントについて点検・整備を行い、パーツ交換等が必要な際には別途部品代等が必要な場合もあります。
TSマーク点検項目※抜粋
安全上大切なパーツのゆるみは整備してくれますが、極端にブレーキシュー(ブレーキのゴム)やタイヤがすり減っている場合は、部品の交換が必要となる場合もあります。その際は、部品代・取付料などがかかる場合もありますが、自分と周囲の方たちの安全の為にも交換した方が良いでしょう。
スポーツバイクは特に注意を
フロントライト・リアリフレクタ―(後部反射板)・ベルの装着は必須です。ロードバイクやクロスバイクなどのスポーツ自転車は別に購入する必要がある場合がありますので注意しましょう!
また、ワイヤーキャップ(ブレーキ・変速ワイヤーのキャップ)が取れている場合は取付けが必要です(100円位)。
TSマーク付帯保険の補償内容 |
赤色TSマーク
賠償責任保険(相手にけがをさせてしまった場合)
〇死亡・重度後遺障害(1?7級):最高限度額 1億円
※H29/9/30迄に貼付した赤色TSマークは5000万円
傷害保険(自身のケガなど)
〇死亡・重度後遺障害(1?4級):一律100万円
〇入院15日以上:一律10万円
被害者見舞金
〇入院15日以上の場合:一律10万円
※青色マークは補償内容が異なります。
支払い出来ない主な場合<傷害・賠償 共通> <傷害補償> <賠償責任補償> その他・賠償責任の当事者は搭乗者の本人のほか、本人に代わって賠償責任を負う親権者、雇用主が含まれます。 |
詳細は(公財)日本交通管理技術協会のWEBサイトにてご確認下さい。
https://www.tmt.or.jp/safety/index2.html
年に1度はプロショップで安全点検を! |
ロードバイクやクロスバイクなどのスポーツ自転車ユーザーの方は、最低でも年に1度はプロショップで自転車の安全点検を受けるようにしましょう。TSマーク保険を必要としていなくても、自転車プロショップで点検・整備を受ける事はあなただけでなく、周りの人の身を守ることにもなるのです。スマートでジェントルマンなロードユーザーの皆様には、ぜひ定期的に自転車ショップを訪れて頂きたいものです。
INFOMATION
「花サイクルクラブ(当クラブ)」での防犯登録及びTSマーク点検は、現在準備中でございます。大変恐れ入りますが、お近くの自転車ショップへお立ち寄り下さい。
◆TSマークが付けられる自転車店(自転車ショップ)一覧◆
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