旅の舞台は世界自然遺産「知床半島」へ!海と高山が隣り合わせの富んだ地形と知床を覆う流氷がもたらす豊富な栄養分が生物多様性を支えている国内屈指の観光エリア。冬季不通となる知床峠、全長26km日本最大の砂嘴(さし)野付半島など、走りごたえ満点の北海道サイクリングコースです。
(2012年8月実施)
■9日目■
羅臼町?中標津町 111km
サイクリングパラダイス北海道の中でも一際めずらしい、砂の半島に伸びる15kmの一本道。日本最大の砂嘴(さし)野付半島をサイクリング!! |
【通過市町村】羅臼町/標津町/別海町/中標津町 :全4町
世界自然遺産「知床」半島を自転車で満喫!!
知床&野付半島サイクリングコース
3/3
◆ ◆ ◆
Schdule
Start 8:20 / Finish 17:30
0.0km | ホテル峰の湯(羅臼町) |
4.5km | 【観光】マッカウス洞窟&しおかぜ公園 |
?海岸線を標津方面へ | |
18.2km | 【休憩】自然とみどりの村キャンプ場(羅臼町) |
27.4km | 標津町へ |
52.5km | 【休憩】セイコーマート(標津町役場付近) |
56.7km | 野付半島へ(フラワーロード) |
64.0km地点から別海町エリアへ | |
74.6km | 野付半島先端(折り返し) |
85.0km地点から再度標津町エリアへ | |
92.1km | 野付半島終了。国道272号(釧標国道)を中標津方面へ |
103km | 中標津町へ |
111.1km | Finish】中標津町-宿泊地(中標津町東20北1)着 |
Map
■羅臼町(らうす)
0km?27.4km
「しれ?とこ?の岬に?はまなす?の咲くころ?♪」知床旅情の舞台らうす。観光地というより、海とともに営みを続ける静かな港町。 |
網走から走り出して3日目。4回目のパンクです・・・。今回は五寸釘のように長くて太い釘がロードバイクのタイヤの中心部にプスッと(笑)ありえない事が起こるのも旅の醍醐味。さすがに笑うしかありません・・・
マッカウス洞窟(ひかりごけ)
2015年現在では立ち入り禁止となってしまった洞窟。洞窟の中には自ら光を放つコケが自生しています。
(あまり光っているように見えませんでしたが・・・)
しおかぜ公園
その時代の方々にはぐっとくる場所・・・みたいです。
たしかに「はるか国後(くなしり)に白夜は明ける」の歌詞のとおり、視界が広がる稀な場所です。
らうす自然とみどりの村(キャンプ場)
「次にどこでトイレ休憩がとれるか」死活問題です。看板に誘われて休憩タイム。
■標津町(しべつ)
27.4km?64.0km/85.0km?103km
「鮭(さけ・しゃけ)」にこだわった街づくりを進める標津町。海岸沿いには大規模な加工工場が連なっています。日本最大の砂嘴(さし)野付半島の入口は標津町にあり。 |
オホーツク海は千島列島・北方領土で囲まれた場所までを指すので、この辺りが最後のオホーツク海エリア。海が見えたり、森や林で隠れたりしながら、野付半島を目指します。
コンビニの軒先をお借りして腹ごしらえ。
ここから先は、野付半島。別世界でした。
野付半島
■別海町(べっかい)
64.0km?85.0km
野付半島の先端側半分は別海町。道一本の細ーい砂嘴の上にもカントリーサインが。 |
海面の上薄茶色の山並みが国後(くなしり)島。北方領土4島の一つです。
半島に伸びる1本道。こんな道が約15km続いていました。
北海道の自然には、様々な表情があります。
知床の自然遺産と併せて、ぜひ野付半島まで足を延ばしてみてください!
時期は、6月中旬からの1ヶ月間&10月中旬からの1ヶ月間がおすすめ!!
甘くて濃厚な北海しまえびが楽しめるようです☆
■中標津町(なかしべつ)
103km?111.1km
人の数より牛の数が多いと揶揄される中標津町。海岸沿いの町ではありませんが、札幌とのアクセスのため、経由地としてチョイス!摩周湖の裏側にある秘湯として有名な養老牛温泉、バイクツーリングの名所であり330°の大パノラマが広がる開陽台など、地名よりも有名なスポットが点在する空の玄関口。 |
Finish
世界自然遺産「知床」&野付半島を巡るサイクリングはここまで!
道民の私達にとっても貴重な自然を体感したサイクリング旅行となりました(^^)
Point
●荷物はジップロックで防水!
1WAYで町から町へ移動するサイクリングでは、毎日使うものだけリュックに背負って走ります。 そんな時に便利なのが「ジップロック」!!(野菜とかお肉とかを冷凍保存するのに使用する密閉袋) 軽くて丈夫で、ガンガン使えるジップロック。ぜひアウトドアシーンで活用してみてください☆ |
次回第4クールは、最東端「根室市・納沙布岬」へ!! ・・・つづく。