日本のてっぺん宗谷岬から先はオホーツク海。北海道独自のオホーツク文化を育んだ海沿いの町を走り、世界自然遺産知床半島の玄関口を目指す3日間のオホーツクサイクリング!冷たい海風を全身で受け止めながら走る総走行距離348kmのロングライドコースです。
(2012年5月実施)
■4日目■
稚内市?枝幸町 126km
JR稚内駅から30kmで宗谷岬!そこから先はひたすらオロロンラインを南下します。ホタテのまち猿払村を通過して毛ガニの水揚げ日本一枝幸町へ。 |
【通過市町村】稚内市/猿払村/浜頓別町/枝幸町 :全4町村
ロードバイクで北海道一周・舞台はオホーツク海へ!
オホーツクラインサイクリング348kmコース
1/3
◆ ◆ ◆
Schdule
Start 7:45 / Finish 18:20
0.0km | 道の駅わっかない(JR稚内駅前) |
31.6km | 宗谷岬 |
日本海からオホーツク海へ ?「オホーツクライン」を走行 |
|
49.8km | 猿払村へ |
62.5km | 道の駅さるふつ公園 |
86.6km | 浜頓別町へ |
94.2km | クッチャロ湖畔 |
110.0km | 神威岬 ― 枝幸町へ |
126.4km | Finish】枝幸町-宿泊地(枝幸町北幸町)着 |
Map
■稚内市(わっかない)
0km?49.8km
小樽から約300kmつづく「日本海・オロロンライン」の終着地、そして「オホーツク海・オホーツクライン」の出発地である稚内市。最北の地宗谷岬からは、天気が良ければサハリン(ロシア)も目視できる最北の国境町。 |
JR稚内駅前
ついにJR稚内駅もリニューアル!
間宮海峡の間宮林蔵
JR稚内駅から宗谷岬へ向かう途中にある「間宮林蔵渡樺の地」碑。世界地図に日本人でただ一人名を残す間宮林蔵が、宗谷海峡を渡り樺太(現サハリン)へと渡ったことを記録しています。
本当の最北端「宗谷岬」!!
日本のてっぺん着!!あとは南下するのみ?
写真は若干明るく加工してますが、霧で辺りは真っ白。ロシアから吹き付ける風で飛ばされそうな春。
■猿払村(さるふつ)
49.8km?86.6km
日本最北の村、猿払村。今では良質なホタテの産地として有名なオホーツク海沿いの村。1939年12月に起こった海難史上に残る大惨事、旧ソ連の貨客船「インディギルカ号」座礁により犠牲になった人々の慰霊碑があります。 |
道の駅さるふつ公園
広東麺も、あんかけチャーハンも「ホタテ」がメイン!味付けはちょっとしょっぱめ。
■浜頓別町(はまとんべつ)
86.6km?110.0km
ラムサール条約登録湿地「クッチャロ湖」があり、日本で越冬するほぼ全てのコハクチョウ(約1万羽)が羽を休める白鳥のまち。 |
クッチャロ湖
5月。ロシアへ帰る白鳥たちでしょうか。
「観光地」といえば・・・(笑)
ラムサール条約登録湿地の認定証。
神威岬
こちらは、浜頓別と枝幸の境界線に位置する神威(かむい)岬。
北海道西部積丹町にもうひとつの「神威岬」があり観光名所として有名。
オホーツクラインにはトンネルが一つしかなく、ここ神威岬を通る事で唯一のトンネルも回避可!
(オホーツクラインはこの岬を経由する道を示しています。)
■枝幸町(えさし)
110.0km?126.4km
毛ガニの水揚げ日本一!枝幸町。この日の夕食はもちろん「毛ガニ付き☆」でした(^^) |
Finish
神威岬の根元にあるモニュメントにてカニポーズ☆
5日目はここから16km先、枝幸町中心部にてFinish!!
Point
●北国の春は遅いのです。
今回の旅は5月G.Wに実施。札幌では桜の便りが届くころですが、ここにはまだまだ遠い話。サイクルジャージなら、冬用でもおそらく寒い位でしょう。 身体を温める秘訣は、「首」のつく部位を温めること。 |
翌5日目は更にオホーツク海沿いを南下。流氷のまち・オホーツク紋別市へ! ・・・つづく。